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2006年6月6日
嫌悪とやっかみ。

今朝は定例の閣議と記者会見がありました。
その後は、衆議院の決算行政監視委員会に出席。
午後は、衆議院本会議の後、昨日の当欄でもお知らせしたとおり、キルギスとタジキスタンの外相、それぞれと会談を行いました。
そして夜は・・・。
今日も飯倉公館での会談&夕食会です。
この度は、アフリカはジブチより外務大臣が来日中です。


ところで、今朝の記者会見で(外務大臣に対する質問かどうかは別にして)、「村上ファンド」代表の逮捕に関する感想を求められました。
村上代表の会見を全て見ていたわけではありませんが、彼は「金を儲けることはそんなにいけないことか」、といったような発言をされたようです。
そして、金を儲け過ぎたから嫌われてしまったと・・・。
しかし、それは少し違うのではないかと思います。
金を儲け過ぎたから嫌われたのではなく、その儲け方に問題があったから、嫌われてしまったのではないでしょうか。
金を儲け(過ぎ)た人に対する人々の気持ちは、嫌悪ではなく「やっかみ」です。
これは、お金の件に限らず、他人の成功全般に対してかもしれません。
「やっかみ」は人間の感情の中でも、あまり美しくない感情の一つでしょう。
いくら煩悩を取り除いても、最後まで残るものかもしれません。
しかし、良く言えば、それが人々に向上心を持たせているとも言えます。
その「やっかみ」を向上心に変えていくことができるような制度、つまり、挑戦する機会の平等を構築していくことが、政治の責任ではないでしょうか。
今朝の会見では時間がなく、そこまで言及できませんでしたので、率直な感想を述べさせて頂きました。



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