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2006年11月2日
例会での挨拶。

きょうは、趣向を変えて、昼の派閥例会での挨拶を掲載します。


「六者会合についてだが、アメリカ、中国、北朝鮮の間で話がつき、北朝鮮が戻ってくるというところまでは決まったが、戻ってきたからと言って、それだけで良かったという話ではないのであって、これでやっとスタート台につくという話だ。とにかく、これからの話なので、戻ったことで、全ておめでたい訳ではない。もちろん、戻らないよりはいいが。
もう一点、この六者会合にあたり、それが始まるからといって、国連決議1718や日本のやっている一連の制裁がゆるむとか変えることはない。
3点目として、北朝鮮が核保有国として、六者会合に復帰するということは、アメリカも中国もロシアも、どの国も、認めている国はない。
従って、今すぐ六者会合が始まるのかと言えば、そんな簡単な話ではない。来週火曜日には、アメリカは中間選挙があるし、それが終わって、APEC等々、そこらぐらいまでの時間がかからないと、なかなか六者会合での詰めの交渉など、現実問題としては、なかなか、これから先、まだまだ一山も二山もあると思っておく必要がある。」



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