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2007年1月25日
「通常国会召集」

第166通常国会が召集されました。
きょうの為公会例会で、国会冒頭に当たっての挨拶をさせて頂きましたので、以下に掲載します。


いよいよ本日から、第166通常国会がスタートする。
会期150日間、6月23日までの予定だ。
基本的には、参議院の通常選挙が控えているので、会期の延長はないという前提で法案審議に臨まなければならない。
今国会では、教育改革関連法案、社会保険庁の解体、また国民投票法等、限られた日数の中で重要な法案が多くあり、我々としては心して掛からなければならない。
さて、国会開会にあたり、お願いをしておかなければならないことが二つある。
一つは、今大きな問題になっている、政治とカネの話。
この問題は、いつも自らを律しておかなければならない大事な点だ。
その点ははっきりしており、きちんとしておかないと、いろいろな政策をやっても説得力を持たない。
それからもう一点。
この国会は、教育改革国会だとか、また野党は格差是正国会だとか言っているが、参議院の選挙目当てという話になり過ぎると、これまた説得力がなくなる。
明確に論争すべきところはきちんとした上でやっていかないと、なんとなく選挙の為に言っているという印象を有権者に持たれるということは、党にとっても、政治全体にとってもマイナスになるので、その点は頭に入れておかなければならない。
今日から150日間、その間にいろいろと各種選挙も予定されているが、我々としては国家百年のことを考えてきちんと対応していくということを、通常国会冒頭にあたって改めて考えて頂ければと思う。



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