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2007年4月12日
「態勢の立て直しを」

為公会例会での挨拶を以下、掲載致します。

過日行われた統一地方選の前半戦では、それぞれご地元で、知事選や県議選、政令市議選等、いろいろご活躍を頂いたところだと思う。
結果を見れば、知事選の方は13戦11勝2敗と、形の上ではそうなる。
しかし、問題は県会議員選挙の方であって、自民党は全体としてみれば、97も議席を減らしている。
他方、民主党は105人増えている。
絶対数は1212対375で、そういった意味では母数は違うが、少なくとも自民党の議席が100人弱減り、向こうは105人増えたという現実は、率直に認めた上で次の選挙にかからないと、これは間違える。
反省の上に立って、事に当たらねばならないと、数字を見ながら率直にそう思っている。
次の後半戦の選挙が終われば、各県によって違うが、各議会ごとに議長人事をやり、その後、各県連の人事が決まっていくんだと思う。
従って、それが終わった段階で、例えば神奈川県議会では自民党と野党は36対36、保守王国の静岡ですら、自民党は過半数を取れなかったといったことを謙虚に踏まえ、その上で次の選挙をどうするか、参議院の補欠選挙、本選挙をどうするかということを考えた時には、基本的には全国幹事長会議を開くなりして、きちっとした態勢に立て直す必要がある。
自民党の足腰がかなり弱ってきているというのを、都市化現象だとか何とか現象と言うだけではなくて、きちんと見直す必要があるのではないかというのが、今回の選挙、ここまでのところの正直な実感だ。
いずれにしても、こういった問題をきちんと詰めておかないと、選挙というものはやっていけないのではないかと思っている。
もう一点は、今、中国の温家宝総理が来日されており、昨日もいろいろな会議があったが、結果として日中の間でしかるべき文書ができあがり、共同プレス発表ができたというのは、これまでの成果としては大きなものだったと思っている。
あとは重要法案の扱い。
きょう、米軍再編の特措法にしても、また国民投票法にしても、これは国対の話でもあるが、委員会採決を行う流れになるんだ思うが、重要法案はやはり、きちんと上げなければならない。
中馬座長の関係しておられる公務員制度改革も、詰めをやって頂かなければならないところで、今から更に細部にわたる議論が行われていくんだと思う。
いずれにしても、こういった点を踏まえて、残り限られた日数、ぜひ皆さん方と力を合わせて、この国会を戦い抜かねばならないと思っている。
宜しくお願い申し上げる。



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