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2007年6月21日
「例会挨拶6・21」

昨日、衆議院で議長不信任案が、これは7年振りだと聞いているが、出された。
やはりこの種の話で、内閣不信任とかいうならとにかく、議長不信任なんてのは、正直如何なものかと思っている。
昨日は我が方の鈴木恒夫議員が、「不信任案を提出している野党の党首が本会議に出ていないとは何事だ」という討論をされたが、これはもっともである。
終盤国会になってくると「何でもあり」といったことはよくある話ではあるが、余程の瑕疵があるならまだしも、程度をよく考えて対処してもらわなければいかんというのが、率直な実感だ。
今、会期末に近づいてきて、いろいろな法案が通り、イラク特措法改正、教育3法も通り、いろんな形で、これまで懸案だったものが、きちんと上がってきている。
教育3法は、元々はこれが一番もめると、マスコミも予想していたと思うが、その予想に反して、衆議院で粛々と通り、参議院でもしっかり審議して通ったことは、まことに喜ばしいという感じがする。
いよいよ参議院選挙に向けて、我が方も、鴻池さん、塚田さんという二人の候補者を抱えて、それぞれ皆さん方、いろいろお願いをすることになるんだと思う。
衆議院の方々も、これで委員会のメドもだいたいついたと思うので、来週からは選挙の応援等、積極的にお願いしたい。
この会期延長をした結果がどう出てくるかというのは、よく読めないところではある。
明日正式に決まることになるんだと思うが、その結果を受けてどうするか。
我々はいずれにしても、とにかく選挙で結果を出さなければいけないので、そういった意味では、来週以降、ぜひ、各地での応援等、宜しくお願い申し上げる。
さて、外務省案件としては、今朝、ライス国務長官との電話会談もあったが、ヒル国務次官補がきょう、ピョンヤンに行くこととなった。
ピョンヤン訪問後の帰路、もう一回日本に寄ることになるが、いずれにしても、まだ例の2500万ドルの金を、ピョンヤンからは受け取ったという公式な発表はない。
どこで止まっているかといえば、たぶんロシアで止まっている、というところまでは確か。
北朝鮮はIAEAの受け入れも調整しだしたが、今度行くのは以前ヨンビョンにいたIAEAの要員、つまり既に知っているところに行くので、チェックする時間は極めて短く、そういった意味では、早めに結果は出ることになるんだと思う。
いずれにしても、これは初期段階なんであって、最終的には、いわゆるディスマントル、完全に核施設を廃絶するところまでいかないと、朝鮮半島の非核化はできない。
この初期段階は第一歩、目的はその次の話だから、そこにいくための話を六者会合等、いろいろとやっていくということになる。
なんとなく、もうIAEAが行ったから、全て丸く収まって前に進むなんて話ではないんだということだけは、頭に入れておいて頂ければと思う。
最後に、外務省として今国会19本の条約を抱えていたが、いずれも通った。
皆様方のお力添えに感謝申し上げ、また選挙についても宜しくお願い申し上げる。



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