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2007年10月25日
「例会挨拶10・25」

防衛省内の話等、いろんな話が重なりあっており、今、肝心の給油活動に関する新テロ法は、審議入りされていない事態になっている。
守屋前次官の倫理規定違反等の話と、テロ対策として行われている給油活動の話とは、本来、別のものである。
前にこの例会でも申し上げたが、給油活動、こちらは明らかに日本という国の国益に関わる話であり、守屋氏の場合は、彼自身に関わるいろんな疑惑の話であって、次元の異なる話だと思う。
それを、証人喚問が出来なければ審議入りしない、とかいうのは、この種の話を、政策ではなく、政局とか政争に使おうとしているのではないかと、私としては、腑に落ちないのが正直なところだ。
いずれにしても、事は急がねばならない。
この国会は、テロ対策活動を続けるために開かれたと言ってもよいほどのものであり、この問題は、きちんと対応していかなければならんというのが、私の方の立場だ。
ぜひ、これが大事な問題だという点をご理解頂いて、それぞれ地元に帰られ、色々な講演会などで話される時は、きちんと説明されるべきだと考える。
活動が洋上で、その姿がよく見えない話でもあるので、いかにこの活動の効果が大きいのか、世界からどれだけ期待されているのか、といった話を、「この話はもう説明した」と思わず、何回となく繰り返し、有権者の方にして頂く努力が、我々にも必要なのではないかと思っている。
よろしくお願い申し上げて、ご挨拶に代える。



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