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2008年4月3日
「例会挨拶08・04・03」

新年度になったが、今、いわゆるガソリン税の話が盛んだ。
暫定税率が延長されなかった結果だが、マスコミが言う程、ガソリンスタンドが混乱しているという訳でもなく、どれぐらいの期間かは別にして、ガソリンが安くなったというので列ができたりしている程度だと思う。
しかし、問題は地方財政だ。
2月にほとんどの県議会は、暫定税率維持を前提として平成20年度の予算案を通しているはずだ。
その予算を審議した県議会で、「暫定税率がなくなるかもしれないということは問題がある。こういった点を考えた上での予算案なのか」とただした民主党の県会議員はどれぐらいいたのだろうか。
民主党本部と地方の間で、かなりの温度差があるように感じているのが、正直なところだ。
総理としては、一般財源化ということを言われているので、与野党で、一般財源化を前提として平成21年度予算等の議論を進めていくことになると思う。
今回は、期限切れということもあり、ガソリン税だけに焦点が当たっているが、消費税も含めて、税全体として、国全体の税体系がどうあるべきか、例えば、直接税と間接税の比率をどうするのかとか、税全体を今後話し合っていくのが、今年の年末の税制改正になると思う。
いずれにしても、総理としては、きちんとした方向性を打ち出しているので、そういった問題を含めて、与野党で協議をしていくいい機会になると思う。
私は、与野党による政策協議会とか政党間協議を行うべきだと、ずっと主張してきたが、この“ねじれ国会”が故に実現しうる話なので、こういったものを今後大事にやっていく必要がある。
暫定税率の話だけでなく、税全体としてどう考えるかということを、今から数か月間かけて考えていくことが大事だ。



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