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「例会挨拶08・05・15」
今週月曜日に、中国・四川省で大規模な地震が発生した。 マグニチュード7.8というかなり大きなもので、きょう現在の中国政府の発表では、四川省だけで阪神大震災の犠牲者を大きく上回る1万4400人余りが死亡されたということで、極めて大きな被害が出ている。 まだ建物などに取り残された人が2万5000人以上いるということで、被災者の救命率は3日を過ぎると著しく低下することもあり、被害がさらに大きなものになる恐れもある。 とにかく、一刻も早い救出を期待している。 また、政府としても中国政府に対しては、いろいろな支援を申し出ているところだ。
さて、一昨日、道路財源特例法が成立した。 同時に道路特定財源を一般財源化する閣議決定もされているが、これから与野党できちんと協議して、どうやって実のあるものにしていくかが大事だ。 「ねじれ国会」になってから、与野党でなかなか話し合いがつかないで建設的な話にならず、最後のギリギリの段階で党首同士で話をしなければならないというのは現実的ではない。 「ねじれ国会」となった先の臨時国会以降、既に半年以上が過ぎているが、そろそろ落ち着いて協議を行うべきで、民主党がネクストキャビネットを使うもよし、こちら側が部会や調査会を使うもよし、いろいろな形で政党間協議を1つ1つやりさえすれば、ただちに政界再編だ、ただちに衆議院の解散だ、ということにはならないはずだ。 来月15日には通常国会も会期末を迎えるが、政党間協議をきちんと行わないと、議会制民主主義や政党の否定につながりかねないほど深刻な問題だと受け止めないといけない。 そうしなければ政党の支持率は必ず下がる。 与野党間で協議できるよう、いっそう努力していかなければならないと思っている。 野党側にも十分な理解を得たうえで、現実の政治として積極的な話し合いをしていかなければ、国民の負託に応えられないということになるのではないか。
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