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2010年12月16日
「例会挨拶10・12・16」
【要旨】
● 12日(日)に行われた茨城県議会選挙では、永岡桂子先生の選挙区では、山口武平先生の後継候補の方を含め全員が当選されるなど、県下65議席中、自民党は公認候補だけで33議席を獲得した。他方、民主党は24人候補を立てたが、当選したのは6名のみであり、自民党が勝利したことは明らかだ。はなから、選挙への取り組みが違っていたと思う。この選挙は、来年の統一地方選挙へ向けて、極めて大きな意義ある。そのことは党本部、県議団も同じ認識であり、その結果が今回の勝利につながったのだと思う。この有権者の判断は、これからの選挙に大きな影響を与えていくだろう。考えてみると、今年2月に行われた長崎県知事選挙、町田市長選挙、そして石垣市長選挙で、前評判を覆して勝利した辺りから潮目が変わったのかもしれない

● 昨日、日銀の短観が出た。その中のDIが7四半期ぶりに悪化した。つまり、景気の先行きが不安であると経営者が判断したということだ。これと相前後して、民主党政権は法人税を5%引き下げると発表した。減税額は1兆5千億円くらいになると思うが、その財源として企業の優遇税制を見直すとしている。しかし、こういう景気後退局面においては、明確な方針を示す必要がある。にもかかわらず、小手先のみでやろうとするやり方は、景気の先行きを気にする経営者にとっては、極めて心許ない。雇用も、景気が回復しなければ増えない。経営者は、金融、為替、経済指標等を勘案し判断をするのであって、政府は明確な経済成長戦略を打ち出さなくてはならない

● 経営者のみならず、国民全体が先行きに不安を感じている。政権の明確なビジョンが出てこなければ話にならない。麻生政権で掲げた安心社会の実現が求められているのではないか。それにも関わらず、長崎の諫早湾排水門の開門に象徴されるように、パフォーマンス先行でやっておられるような気がする。今は来年度の税制や予算編成に全力を挙げられるべきときであり、このようなことでは早晩立ち行かなくなるだろう。そうなれば政局だ

● 今年の例会はきょうで最後になるが、年明けの通常国会の招集日も見通しが立たない。皆さんは年末年始、地元へ帰られると思うが、国民の不満を聞くいい機会だと思う。今年、初当選された議員もいらっしゃるが、地元を歩けば、実にいろいろな意見を聞くことができる。それをしっかり自分の頭で整理し、そして自分の言葉で国政に届けなければならない。来年も国の為に頑張ろう



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