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2011年5月19日
「例会挨拶11・05・19」
【要旨】
● 先週のこの例会で私は、2次補正予算を出さないまま国会を閉じることが「政治空白」だと申し上げた。ここにきて政府側は、「2次補正の“一部”を出す」と言い始めた。この“一部”とは何か

● 2次補正を出さないということは明らかに「政治空白」であって、我々野党としては、内閣不信任案提出に相当する、補正予算を出さないことが不信任案の対象だと申し上げたら、その“一部”を出すと言ってきた。“一部”という定義が不明だが、とにかく注視したい

● その前に、財源確保の為の特例公債法はどうした。財源の裏付けがないまま、もう6月になろうとしている。財務省は自民党政権時、その種の法案が通らなければ、6月には予算が執行できなくなると言い続けてきたではないか。民主党内閣になれば、7月、8月、9月になっても大丈夫なのか。今まで、財務省はうそを言ってきたのか

● 補正予算を出さなければ不信任案を突きつけられるだろうから、自らの保身の為に、とりあえずその“一部”を出すというのは、“行き当たりばったり”の思いつきでやっているとしか思えない。とにかく、そうした政治姿勢こそが問題だ

● 今回の2次補正予算は、本格的なものでなければならない。その為には、あの東日本の地域をどうする、というきちんとしたビジョンと、復旧から復興へ、更には被災地への投資へと繋げる道筋を示さねばならない。それにもかかわらず、マニフェストの見直しに繋がること避ける為か、取り急ぎごまかそうとしているとしか思えない

● 自らの保身の為、来月22日の会期で国会を閉じて逃げ切りをはかろうとしているように見えるが、まだまだやるべきことはいっぱいある。それができないのなら、明らかに政権として、その担当能力がないと言わざるを得ない

● 今国会終盤にあたって、谷垣総裁も明確に倒閣の方向を出しておられるので、我々としても同じ方向でやるべきことをやらねばならない。我々は復興を邪魔するつもりは、まったくない。それは進めねばならない。その為にどうする、ということを考えた場合、現政権にその担当能力がないことが明白なら、我々としては倒閣を考えざるを得ない



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