麻生太郎オフィシャルウェブサイト
ホーム

麻生太郎事務所
【議員会館】
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館301号室
電話:03-3581-5111(代表)
【筑豊事務所】
〒820-0040
福岡県飯塚市吉原町10-7
電話:0948-25-1121
プロフィール 講演・論文 我が選挙区 活動報告 出版物 記者会見 リンク きょうたろう

きょうたろう

≪ 戻る
2011年6月16日
「例会挨拶11・06・16」
【要旨】
● 先週は、北京に政府特使として派遣されていたので、当例会は欠席させていただいた

● さて、政局はかつてない状況になっている。戦後、このようなことは一度もなかったと思う。それはかかって、菅首相がいつ辞めるのかが分からないことに起因する。新聞に書いてあることも予想の域を出ない。明らかに、菅首相の去就に焦点は絞られてきている

● 自由民主党は、政権を奪還する為だけに内閣不信任案を出したわけではない。菅首相が、復興より自分の政権の延命を、優先順位を高く置いている結果、その不幸を被っているのが被災者であり国民ではないか。内外からの信頼という名の“ライフライン”が断たれた形になっているのも事実だ

● 消費税アップは自民党のせい、尖閣漁船事件は海保のせい、原発事故は東電のせい、全て人の責任にし、自分で責任を取ることはない。そして、今回の不信任案に際しては、直前にいかにも「辞める」かのごとき演説をした。だました方が悪いのか、だまされた方が悪いのかというが、あの中継を見た人ならだました方が悪いのは決まっている。まさに“辞め辞め詐欺”だ。これこそ、菅首相の本質ではないか

● そして今度は、取って付けたように「1.5次補正」なんて言っているが、1次補正編成時に3党の政策責任者で合意した文書の通り、バラマキ政策の撤回を早くやっていただきたい。しかし、そこのところは一向に進まない。“その場しのぎ”以外の何者でもない

● 今、国民が政治に求めているのは「結果」だ。その「結果」を出す為の障害になっているのが菅首相なら、やはり辞めていただく以外方法はない。その後、新しい体制となった民主党と、この国難からの復興の為に、我々は協力してしてく用意があると、かねがね申し上げている。それは、菅首相とではできないのだ

● ついこの前までは、来週で今国会を閉じると言っていたが、今度は会期を延長すると言っている。ただ、この会期延長と菅首相の在任期間は無関係であり、ここははっきりしておきたい。いずれにしても、1日も早く決着を付けられるよう、我々としても最大限の努力をしていこうではないか



Copyright 1999-2005 ASO TARO OFFICE All Right RESERVED.