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2012年4月26日
「例会挨拶12・04・26」
【要旨】
● 先程、東京地裁において、政治資金規正法違反で起訴されていた、小沢一郎・民主党元代表に対して、無罪判決が言い渡された

● 立法府に身を置く我々としては、司法の判断についてコメントすべきではないと思っている。ただ、この裁判の政治的な位置付けについては、私なりの考えを申し述べておきたい。少なくとも、この一連の話で、約3年、政治の停滞、不信を招いたのは避けがたい事実だ

● そもそも小沢氏は、民主党と自由党との合併を主導した立場とはいえ、目下、党員資格停止中であり、その一議員の裁判に、内閣総理大臣や民主党全体が振り回されたのはおかしい

● 今回の無罪判決で、執行部のグリップが変わるなら、それは政権党として恥ずかしくないか。少なくとも、民主党政権の政策実行に影響を及ぼしてきたことは間違いない事実であり、大変悲しいことだ

● “表の施行部”でなく“裏の権力者”の影響力が大きいのは、それこそ民主党が批判していた古い政治そのもので、まさにそれが今の民主党だ。ましてや今の「一体改革」は、国民に負担をお願いするものであり、(それに影響が出ることはあってはならず、)これは民主党全体の問題だ

● 今回、小沢氏に無罪判決が言い渡されたが、自らの資金管理団体の土地取引を巡り、自らの秘書3人が有罪判決を受けていおり、「私は関係ない」ということが国民に通る話なのか。この点に関しては、国会で堂々と説明責任を果たされるべきだ。挙証責任は小沢氏と民主党にある。我々はこの話はこの話として、「社会保障と税の一体改革」と関連付けて議論するつもりは全くない。当たり前のことだ

● 「一体改革」については、自民党側の理事・委員も決まっているので、早々に審議に入ってもらいたい。その審議に一日も早く入れるよう状況を整える責任は、かかって政権与党にある。1月に始まった今国会だが、民主党政権は、消費増税を含む「一体改革」、普天間基地移設、TPP、選挙制度改革、何一つ結論を得ていない。これはスケジュール感がないという話ではなく、全く(政権を担う)能力がないと思わざるを得ない



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