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2013年10月17日
「例会挨拶13・10・17」
【要旨】
● 最初に、先の参議院選挙で当選した、栃木選挙区の高橋克法氏が(当会に)入会されたので紹介する。

● さて、いよいよ第185臨時国会が始まった。先の通常国会終了後、(為公会)研修会や地元での活動を経て、皆さん、たくましくなられた、大きく成長された感じがしてうれしく思う。

● 我々が先の参議院選挙に勝ったことによって、6年前、第1次安倍内閣時の参院選敗北により、いわゆる衆参の「ねじれ」が始まり、その時以来、衆参のねじれがあるが為に(いろいろなことが)できないと言い続けてきたが、そのねじれを解消することができた。これは皆さんと共に喜ばなければならないと思う。しかし、そのねじれが解消したのだから、我々はきちんとやらねばならない。やれるだけの力を得た、やれる立場になった、そして、これまでのような言い訳ができなくなったことを自覚すべきだ。

● 衆参のねじれ解消も過半数獲得も、いずれも手段だ。我々は目的達成の為の手段を得たのだから、それを活用して「決められない政治」にならないようにしなければならない。

● 先程、米国下院でも、債務上限(を事実上引き上げる)法案が可決された。米国でもねじれが起きているのが実態だ。米国が債務不履行、デフォルトとなると、米国債で資産を運用している機関は邦銀に限らず世界中に多くあり、そうした他国に与える影響を考えて、いろいろな問題はあるが、「ここは通そう」という最終的には大人の判断になったのだと思う。

● 日本は金融の面で、約1,600兆円の個人金融資産を有し、多額の対外純資産を持ち、世界でも最も安定した国だと思われている。我々はそうした中、今月1日には、来年4月から消費税率を8%に引き上げるという結論を下した。そうしたことへの海外からの評価が高いが故に、我々はこれだけの大きな債務を抱えながらも、金利はさして上昇もせず、きちんとした形でこれまでやってこられたのだと思う。これからもやるべきことをやっていかねばならない。

● 首相が所信表明演説の中で「意志の力」ということを強く言われていたのが私の印象に残った。「意志」を持って、その「実行」が問われる国会になるんだと思っている。

● デフレ不況脱却によって先ずは景気を立て直し、少子高齢化など抱えている多くの課題解決にあたっていきたい。これから他国も同じように少子高齢化やデフレの問題に直面すると思うが、我々はその問題解決の先駆者であり、「日本のようにやればいいんだ」と言われるように、きちんとしたものを見せていかねばならない。それが我々に与えられた仕事だ。

● 直近2回の国政選挙で、国民は政治に安定を求めた。その為の立派な成績を与えたいただいた以上、しっかりと国会を運営し、もって国民の負託に応えていきたい。皆様方の一層の精進を期待している。



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