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2014年2月13日
「例会挨拶14・02・13」
【要旨】
● ご存知のように、今週からいよいよ(来年度)予算案の審議がスタートした。きょうも、(衆議院)予算委員会で質疑が行われている。

● 再三申し上げているが、この予算は何が何でも(今)年度内に成立させなければならない。平成6年、細川内閣(から羽田内閣にかけて)の時、予算が成立したは6月(23日)だった。結果として、日本経済に決定的なダメージを与えた。予算は(経済に)極めて大きな影響を与えるということを頭に入れておかねばならない。

● それに加えて、(ことしは)消費税率の引き上げもあるので、この予算を必ず年度内に成立させ、4月からきちんとスタートさせていくことが一番肝心だと申し上げておかねばならない。

● また、いわゆる「ねじれ国会」が6年振りに解消した形になっているので、その意味では、我々は国民からねじれ解消後の執行能力が問われている。衆参それぞれで、きちっと仕事を仕上げていかねばならない。

● 次に東京都知事選挙。(舛添さんが)211万票余りを獲得し圧勝した形になった。各党の対応が割れたということもあるが、やはり自由民主党は支援すると決めたらやる。公明党、そして民主党の最大の支援団体とも言える連合も支援を表明し、我々はきちんと対応した。しっかりとした得票を目指し、いろいろな感情はあるが、とにかくやらねばならないと動いた方もいるだろう。

● 2020年東京オリンピック・パラリンピックの返上などと言っていた候補者もいたが、予想に反してと言うか、予想通りと言うか、3位という結果になった。いろんな意味でこの選挙の意義は大きかった。

● 少なくとも、約13兆円というスウェーデンの国家予算に匹敵する予算を扱う大きな行政体のトップを決めるのに、「脱原発」というシングルイシューで争うという劇場型(選挙)の時代は終わった。私は今回、つくづくそう感じた。福祉など、東京が抱えているありとあらゆる問題にどのように対応するかという、きちんとしたビジョンを示さず、「原発反対」だけで票が出るということはなかった。

● もう一つ。今、いろいろ党内で議論が行われているが、ぜひ参加していただきたい。部会や調査会に出席して発言することは、議員に与えれている正当な権利だ。ぜひ、それを駆使して自分の意見を堂々と言ってもらいたい。そこで発言せず陰でこそこそ言って、後になって「反対だった」などと言うのはやめてもらいたい。堂々と反対意見は反対意見として言って、その上で一旦決まったらあとは従う。それが組織だ。党のガバナンス、統治がしっかりしている組織でないと、政権政党とは言えない。私はそう思う。ぜひ、皆さん方にもご理解いただいて、今後ともお力添えをお願いする。



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