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2017年4月27日
「例会挨拶17・04・27」
【要旨】
● (首相)官邸での打合せ、また海外出張もありここ2回、この例会に出席できなかった。その間、為公会のパーティーを成功裏に終えることができた。ここにお見えの皆さん、またスタッフのご協力に感謝申し上げる。

● 昨日(水)、今村復興担当大臣が辞任した。自分の(所属する)派閥のパーティーでの発言だが、(安倍)首相はそれを聞かれて挨拶の冒頭で謝罪された。そもそも「あっちで良かった」などという発言はふざけている。「あっちで良かった」という表現が基本的に問題がある。そうした一言が、東北の人の怒りを買った。その意味でもよくよく発言には注意してもらわないといけない。前々から申し上げているが、これは緊張感が欠けるということになる。

● 安倍晋三氏が再び総裁に返り咲いたとき、次期総選挙に勝っ(て政権奪還し)た後、何をするのかと尋ねたことがる。首相になることは単なる手段であって目的ではない。勝ったら何をするのかということをはっきりしようと。私は憲法改正と言われるのかと思っていたが、逆には何が良いと聞かれ、「デフレ不況からの脱却」と答えた。安倍総裁は「私は違う」と応じ、続けて「一番は東北の復興だ」とおっしゃった。

● 以後ずっと、この数年間変らずそれを言っておられる。そうした強い思いを受けての復興大臣なのに全くセンスが狂っていると私は思う。これが緩みからきているのかは分からない。閣僚になったら全員、復興担当大臣だと思ってもらいたいと、組閣の度に(首相は)言われているが、それをしっかり頭に入れて今後は対応していただきたい思う。

● 次に北朝鮮だが、たまたまおととい25日(火)の記念日に重大な(軍事的な)動きがなかっただけの話で、極めて危なっかしい人物が危なっかしい兵器を持っている状況は全く変っていない。状況は変っていないのだから、隣国の我々としては十分心しておかないといけない。(大型)連休で地元に帰られたときには、ぜひその点を頭に入れて(有権者に)話をしてもらいたい。いろいろなところで、ぜひ落ち着いてこの種の話をしてもらいたい。

● 日本のおかれている現状、経済等は間違いなく良くなっているが、不確実・不確定な要素が我々の周り、海外にはいくつもあり、それに影響されることも十分にあると心してもらいたい。今はそういう時代になっているという点だけは、きちんと頭に入れておいてもらいたいとお願い申し上げる。



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