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2018年8月27日
「緊急総会挨拶18・08・27」
【要旨】
● 今般の自民党総裁選挙にあたっての私の考えを申し述べたい。

● 自由民主党の総裁を選ぶということは即ち、内閣総理大臣を選ぶことと同じだ。従って我々は自由民主党のことだけを考えるのではなく、国益を鑑みなければならない。このことは最も頭に入れておかねばならない大事なことだ。

● 昨年5月、3つの政策集団が合流するに当たり作成された「設立趣意書」を思い出してほしい。

「世界における日本のプレゼンスも飛躍的に大きなものとなっている。今後も長期政権の実現に向けて党を挙げて支えていく姿勢を明確にする」。

● そして、この志公会が発足した昨年7月3日の記者会見で、私はこう述べた。

「今、安倍政権を力強く支えていくことが、国益に繋がっていくと、そう思っている」。

続けて、

「新しく政策集団を立ち上げたが、安倍政権をど真ん中で支えていくということに一点の乱れもない」、

こう申し上げた。

● この6年間の安倍総裁の実績を振り返れば、先ずは野党・自民党の総裁として政権を奪還したこと。

● しかし、政権奪還は手段であり、その後何をするのかが目的だ。その中で、内政における「アベノミクス」の実績は皆さんご存知の通りだ。人口が減少する中、もうGDPは伸びないと言われていたが約1割伸びた。また、雇用環境も大幅に改善させることができた。その他にも数字を挙げていけばいくらでも出てくるが、そうした実績は内政面において明らかだ。閉塞感漂う時代を抜け出し、戦後初のデフレ不況からの脱却を成功させた。そうした実績は高く評価されて然るべきだ。

● また、外交においては、戦後の国際社会において、日本の存在感がこれだけ高まったことはない。トランプ米大統領との関係を初め、各国の首脳から期待を一身に集め信頼を得ているのが安倍首相であり、それは卓越した外交手腕と言ってもいいと思う。

● そして3点目。5回の国政選挙においていずれも勝利を得たこと。これは過去に例のない実績だ。

● さて我々、志公会はこの総裁選挙に際し、先月行った夏季研修会などを通じ政策提言(※)を練ってきた。けさ、安倍総裁に対し、その政策提言の取りまとめに当たった甘利顧問から申し入れを行っていただいた。甘利顧問からの報告によれば、安倍総理には、この提言一つ一つにつき丁寧に目を通され、また、しっかりと自らの政策に反映していきたい旨、述べられたということだった。

● 冒頭、申し上げたように、この総裁選挙は日本国の内閣総理大臣を選ぶ選挙だ。今の日本に大事なのは「政権の安定」だ。「政権の安定」が「政策の継続性」を生み、「政策の継続性」がいろいろな「投資」を呼ぶことになる。政局にかまけている時ではない。

● 一部に来年の統一地方選、参議院選挙のために総裁を替えるべきと言っている方もいるようだが、忘れてはならない。10年前、何が起きたか。同じようなことを言って、毎年のように総裁を替えていった結果、我々は有権者から大変厳しい判断を下されたではないか。その反省の上に立ち、この首相を選ぶ選挙、国益を鑑みれば、自ずとその答えは出てくるのではないか。私はそう確信している。

● 従って、今般の総裁選挙では、安倍政権を引き続き「ど真ん中」で支える政策集団「志公会」として、安倍候補の支持を決定したいと考える。皆さんと共に全力挙げ「完勝」を果たして参りたい。


【(※)志公会政策提言】 (※別ウィンドウで開きます)

http://www.jun.or.jp/report/2018/20180823-ShikoukaiSeisaku.pdf

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